通夜式・通夜ぶるまい【ご葬儀・お葬式の流れ】

【通夜の意義】

本来、通夜は故人の枕元で親しい人々が酒などを酌み交わしながら故人の徳を偲び、思い出話をしながら夜を通して(徹夜で)線香のお守りをするものでした。しかし、最近ではご寺院の読経に合わせてお焼香し、その後帰宅する「半通夜」の風習が一般的になっています。

1. 僧侶をお迎えする

  • 僧侶の案内:僧侶を控え室にご案内し、茶菓子でもてなします。着替えもしていただきます。僧侶係を決めておくと良いでしょう。

2. 一同の着席

  • 親族や友人の着席:僧侶が控え室にいる間に、通夜に参加する親族や故人の友人が着席します。席順は、柩に近いところから喪主、遺族、親戚、友人の順です。準備が整ったら僧侶にお知らせし、読経をお願いしましょう。

3. 読経と焼香

  • 焼香の指示:読経中に焼香の指示があったら、喪主から順に一礼してから焼香を行います。読経が終了した後、僧侶から法話が続く場合があります。
    • ※宗旨、宗派や地域により、内容が異なる場合があります。

通夜ぶるまい

1. 通夜のあいさつ

  • 挨拶と時間の共有:読経が終了したら全員にお茶を出し、少しの間、故人を偲んだ話をしながら過ごします。

2. 通夜ぶるまい

  • 通夜ぶるまいの意義:通夜ぶるまいは、弔問に対する返礼と清めの意味を込めて行います。基本は精進料理と日本酒でもてなしますが、簡単に食べられる寿司、サンドウィッチ、ビール、ジュースなどでも構いません。特に豪華にする必要はありません。
  • 省略する場合:最近では、通夜だけ出席される方も多いため、通夜ぶるまいの席を設けず、礼状やお持ち帰り用の粗供養品を用意し、弔問客に渡して済ませることも増えています。
    • ※通夜ぶるまいの習慣は地域によって異なる場合があります。

3. 枕机のお守り

  • 交代でのお守り:近親者が交代で、枕机のローソクと線香を絶やさないようにして、葬儀までお守りします。
  • この習慣は都市部では減ってきているところもあります。

橘葬儀社 立花賢治

橘葬儀社代表の立花賢治です。
27年前から葬儀業界で働き始め、料金設定の明確化と安心できるサービスの提供を目指して橘葬儀社を設立しました。

川崎市麻生区と横浜市都筑区に事務所があり、麻生区、多摩区、宮前区、都筑区、青葉区、港北区で安心できる家族葬をご提供したいと考えています。

家族の気持ちに寄り添い、不安を解消するコミュニケーションを大切にし、サービスの質を向上させることに努めています。今後も「橘さんで良かった」と言われる会社を目指し、邁進して参ります。

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お葬式は大切な人を失って間もない時間で準備などを短時間ですすめなければなりません。
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初めてのことであれば、悩みや疑問はつきません。